浄土ヶ浜(岩手県宮古市)
大船渡温泉から一般道で約2時間ほどのところにある浄土ヶ浜へ。この地名は、宮古山常安寺の霊鏡竜湖和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。
ため息が出る美しさですが、ここも東日本大震災の津波被害を受けています。
さっぱ船(小船)に乗って遊覧します。
カモメのえさとしてかっぱえびせんをもらいましたが、私は鳥のくちばしが怖い(小学生の頃、鶏小屋の掃除をしていたらつつかれた)ので自分のおやつにしました。笑 袋を持っていると飛んでくるらしいので、すぐにバッグにしまいましたよ。
海は穏やかでしたが、小船なのでまあまあ揺れますね。
青の洞窟へ入ります。
そのときによって見え方が違うようですね。青というよりエメラルドグリーンでした。
新緑を眺めながらの散策も気持ちいい。
さっぱ船乗り場からほど近い御台場展望台へ。
青い海と濃いピンクのツツジのコントラストがきれいだった。
かわいらしい白い花も咲いていました。
地元の人(60代くらいの男性)とすれ違ったとき「とてもきれいなところですね」と言ったら、うれしそうに「そうでしょう! ホントいいとこなんだよ。鵜の巣断崖もおすすめだよ」と、他の絶景スポットも教えてくれました。きっとこの男性も震災で大変だったことでしょう。もしかしたら家族や友人を亡くしているかもしれません。そう思うと胸が締め付けられる思いでした。でも、こうやって観光で訪れた私に笑顔で語る姿を見ていると、確実に前に進んでいらっしゃるんだと感じました。次回へ続きます。